2011年9月6日火曜日

ネルソン探訪②

不思議な夢を見た。ボートに乗る夢。ボートが沈みそうになるけど危うく助かる夢。 夢など最近見なかったのに。閑話休題。

初めてネルソンへ行ったときのことはよく覚えている。バックパッカーとしてオークランドに滞在しているとき、ユースホステルで一緒だったカーゴで働いている日本人の人が話してくれた。
「ネルソンって何かいいんだよね。」と。

そんな言葉が心に留まり,北島の風の強いウェリントンからフェリーで対岸のピクトンに渡った。ピクトンからは,インターシティのバスで2時間。山間を越えると急に視界が広がり,遠浅の海が見えた。
その時はちょうど夕焼けで,でも青く澄み渡る空は,切ないというより清々しい色で。
そして,そこでワーキングホリデーの人や現地で日本語教師をしている人,様々な人たちとの出会いがあり,そしてドイツやスイスの仲間達とも後日出会うことになる。
ネルソンは,サニーネルソンと呼ばれる。それは,ニュージーランドでの日照時間 が最も長いことに由来する。そこにコロニアル風な一軒家や写真のような二階建ての家が並ぶ。そして,マイタイ川というせせらぎが町の中心を流れ海に注いでいる。
「ネルソンには何でもある。山も海も川もマーケットも。」と言っていた友人は,気に入ってネルソンにしばらく住んでいたけれど,仕事がしやすいウェリントンに移っていった。それでも尚,ネルソンのことは気になっているという。
町の中心部は大体歩いていける。そして少し歩くだけで,きれいな小川も流れている。毎日この景色を見ていると気持ちも変わってくる。
ボフツカワというニュージーランドのクリスマスツリー。この赤い花を見ると,本格的な夏の始まりを感じる。
ヨットハーバーに停泊するヨット。ポートネルソンも歩いていける距離だ。
そしてカフェ。この小さい町にいくつものカフェがある。それぞれに個性がある。
入植したころの家は歴史地区として残されている。チャーミングな町。それがネルソンのイメージそのものかも知れない。

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