2011年8月31日水曜日

Aug 15th,Bern walking!

左が母屋。右が小屋。
この日も6時起床。おいしい水を汲みに行く。それから朝食をいただく。毎日連れ出してもらって、親戚の子のように面倒を見てもらってしまったので、今日は一人で行動することにした。トレッキングかベルン日帰り旅行か迷っていたが、天気がよくなさそうなので、首都ベルンへ行くことにする。スールシー→ベルン→ルツェルン→スールシーと三角形に回ることにした。

ベルンのアーケード
今日は月曜日だが休日。カトリックの人は休む。プロテスタントは働く。それは町によって違うとのこと。「ベルンはプロテスタントの町だからきっと店も開いているよ。」と教えてくれたので、ぶらり行ってみた。片道約40分。店は開いているが、夏休みの店も多く、閉まっているところもあった。早速iで地図を仕入れる。 すると、日本語の注釈もついていた。確かに日本人をよく見かけた。
プロカンテ
ここのところ、アジア系の人を見つけても、中国や韓国の人が多く、日本の経済状況が心配になっていた。ここでは、欧米の人が多かったが、日本人も比較的よく見かけた。旅行しやすい町なのか。
水量豊かな川
町の中心をS字型に川が流れている。山の水だからきれいな色だ。しかし近くで見ると、やはり首都の川だけあって、飲めるほどではない。しかし、泉はたくさん湧いている。
壁もかわいい感じ
川の音と鐘の音。スイスの町だと感じさせてくれる。
歩けば川にぶつかる。
ベルンはベアーから来ている。だから、ベアーを町の中心で飼っているんだと教えてもらった。本当かな。
地図「熊公園」と日本語で書いてある。川の向こうに確かに人がいっぱいいた。ランチを橋の下の静かな店ですませ、行ってみることにした。
BarenPark
確かにいた、熊だ。川の斜面を利用して熊公園があった。熊三匹の周りに大勢の観光客がいた。
そして駅に戻り、ルツェルンへ。ヨーナスが行ったとおり、スイスらしい山あいの景色を見ながら帰る。
「今夜が最後だから」と、ヨーナスが素敵な香りのスペインのワインを開けてくれた。サラダに花。バジリコのパスタを食べたら、ヨーナスの弟から電話。今夜が最後だから一緒にデザートを食べようと誘ってくれた。夕焼けのベランダで、手作りのデザートとコーヒーと子供達の声と。楽しい時間が過ぎていく。明日はついにパリへ出発だ。

Aug 14th,Picnic by the river!

Braekfast at their garden
朝食は庭で。パンとフルーツとカフェラテと。朝の庭は心地よい空気。今日は日曜日。川へピクニックへ。
Prepare for BBQ!
自転車に乗って森へ。小川の横に丸太の椅子。小さな子供も遊べるようになっている。ヨーナスの弟はマイ斧を持ってきて薪を準備していた。手際がいい。男達はみんなキャンプ上手。
川の向こうはヨーナスの弟の嫁の農場。すごく広い。ここで結婚式をして、ヨーデルの人を呼んで、とは。何てスイスらしい結婚式なんだ。
スイスのソーセージを木の枝に差して焼いたり、小川で遊んだり、お金をかけずに上手に過ごすのが上手だった。
BBQ!
ナイフで木の枝を削って、ソーセージ用の串を作ってくれたヨーナス。
Fruit cake!
バーバラの焼いたタルトは相変わらずおいしかった。男は野外活動、女は料理。人間らしい生き方がここにはあるのかも。でも、男も料理、女も力仕事ができる。生きる力があるスイスの人たち。

ラクレットチーズ
 夜はハイジの話をして食べたいと思っていたラクレットチーズのじゃがいものせ。シンプルな料理だけどとてもおいしい。
日が暮れていく。チーズは溶けていく。のんびりした夕暮れ。明日は、スイスの首都「ベルン」へ。

2011年8月30日火曜日

Aug 13th,Luzern!

パンとエスプレッソとフルーツと
目覚めるとスイスの朝。泊まったのは離れ。大きなグランドピアノが置いてある。起こさないように抜け出して町をウォーキング。帰ると庭に朝食が用意してあった。パンはベーカリーで買ってきてくれた。ヨーナスの淹れてくれた珈琲で体が目覚めた。夏はこうやって天気がいいと外で食べる。
ルツェルンの橋で
10時過ぎの列車でルツェルンへ。有名な木の橋がある。15年前にそういえば来た。初めてのバックパッカー。駅前でスーツケースを抱えた日本人の若者に「日本人ですよね。よかったあ。一緒に回ってください。」とナンパされた場所。この時は確か町から離れたユースホステルに泊まった。15年後、こうして友人と知り合い旅に出てまた来るとは思わなかった。そして、そのときは燃えていて修理中だった橋もすっかり復元されていた。燃えている橋の絵はがきまで売られていた。
ルツェルンのマーケット
湖の畔のサタデーマーケット。新鮮でおいしいものが集まる。
ベリーを買う
バーバラはかつてルツェルンのホテルで働いていた。いろいろ説明してくれる。マーケットでビオの果物を見つけ買う。買い食いしながら歩く。
この日はフレンチのランチ
この日はフレンチ。豪華な雰囲気だったので写真はやめておいた。ステーキとスープとエスプレッソと。子供達が多少動いていてもお店の人は気にしない。余裕がある。
湖に移動してアイスクリームを食べてのんびり過ごす。
夜はスシパーティー
帰宅してから、ヨーナスの弟の家へ。かわいい三階建ての二階に住んでいる。弟が日本酒を持っているというので、すしパーティーにしようということになる。スールシーは小さな町だけど、回転寿司屋ができたとのこと。その名もKAITEN。覗くと確かに回っていて、上品に食べるスイス人達。オーナーとシェフは日本人。アサヒも置いてある。巻きずし、刺身(サーモン、キュウリ、マグロ)を買って庭でお酒と友に食べる。それにしても7000円近くかかった。スイスだから金額が高めと言うことと、魚が手に入りにくいことと、理由はありそうだがそれでも高い。でも、こうして庭で日が暮れるまで、子供はのんびり勝手に遊び、親同士は話す。のんびりと充実した時間である。

2011年8月29日月曜日

Aug 12th, To Sursee!

エッセンを出発
エッセン駅 10時出発のEC101に乗って、一路スイスのスールシーへ。国境のバーゼルSBBに15時37分着。
そこで乗り換えてIR2473に乗って、スールシー17時10分着およぞ7時間の列車の旅。101、50ユーロ。
ドイツの車窓から
長い旅。バーゼルまでは結構混んでいた。ICEを使うと1時間ぐらい短縮できるが、乗り換えが増えるのと高いのが理由で、こちらを選択。食堂車も着いていた。でも、ウベとカレンが持たせてくれたサンドイッチやおやつや飲み物や果物でもう一袋荷物が増えたほどで、ずっと何かを食べていた。車内で食べるのはちょっと抵抗があったけど、おばあさんもおじいさんも気ままに食べているから、こちらも気にせず食べた。ライン川沿いを通ると、「ローレライだ」「城だ」とみんながざわめいてくれるお陰で一緒に観光できた。
ヨーナスのカフェラテ
バーゼルでの乗り換えは電車の遅れで5分しかなかったので焦ったが、無事乗車。そしてスールシーに向かう列車で、いきなりバーバラが登場。びっくりした。聞くと幼稚園の仕事が終わり、帰宅するところで、同じ電車になったという。そして、スールシーに定刻に到着。ヨーナスが迎えに来てくれていた。再会を喜んだ後、一緒に二人の家へ。到着したら、すぐにヨーナスが淹れてくれたカフェラテ。
旧市街地

バーバラは幼稚園で再就職。ヨーナスはまだ仕事を探しているところ。ニュージーランド旅行の時にウエリントンに寄り、バリスタ修行をし免許を取ったとのこと。家の中にはかわいいエスプレッソマシーンが置いてあった。どうやらカフェを開こうと考えているらしい。
教会が中心
スールシーは人口6000人ほどの小さな村。教会の音とたくさんの小川、そして湖の村だ。ヨーナスの家は三階建て三世帯住居である。二階と三階がヨーナスの父母の住まい。一階にヨーナスとバーバラ、そして子供二人が住んでいる。可愛いスイスらしい家。地下にはセラーがある。
小川沿いの道
朝の散歩が気持ちいい。川のせせらぎと教会の鐘。ウィークデーは朝早くからカフェで珈琲を飲むおじいさん達の群れ。
国旗が所々に
旧市街はこのような雰囲気。だが平行して新市街もあり、ちょっとドイツの都会のような雰囲気。
丘の上の町なので階段が
小さな坂があり、階段もある。階段の風情はやっぱりいいなあ。
階段が
何度も階段を上ったり下りたりして、噴水で水をくんだりして朝のウォーキングをここにいる間は毎日楽しんだ。
小川が至る所に
こんなに小さな村でもカフェとパン屋はそこここにある。みんな、スーパーで工場からきたパンを食べるのでなく、焼きたての町のパン屋さんを大切にしている。明日は15年ぶりのルツェルンの畔へ。

2011年8月27日土曜日

Aug 11th, Picnic in Essen!

ワッフル・アイスクリームとベリーのせ
この日はみんなで9時頃起床。用意してくれた朝食は、ベーカリーで買ってきてくれたほかほかのパン、ヨーグルト、チーズ、ハム、フルーツ。お喋りをしながら(今日これからのこと、旅のこと、近況など)ゆっくり朝食を楽しんでいたらもう正午。車に乗り込んで、いざ森へ出発。町の近くにはいい感じに歩ける森がたくさんある。車で30分くらいで着いた農場は家族向けらしく、親子連れとお年寄りばかり。思い思いに楽しんでいる。そこでほかほかのでっかいワッフルをいただく。
ウォーキングで
腹ごなしにウォーキング。3人で歩いていると、他には誰もいないかのように風の音だけ。見上げると大きな風力発電の羽が見える。エネルギー問題はどこも深刻らしく、森の中や畑の中にもよくこの翼を見かけた。
イタリアンレストランで
エッセンに戻ってきて夕食はイタリアンを。イタリア料理はどこでも人気らしい。エッセンはガイドブックでは一ページ程度の扱いだが、知っている人がいると何倍も見所はあるように思える。友人はやはり大切だ。明日は、いよいよスイスへ向かって列車の旅である。

2011年8月26日金曜日

Aug 10th,Berlin to Essen!

レストランの前で
今日でベルリンもお別れ。ウベとカレンというドイツ人の友人を訪ねてエッセンへ移動。その前に朝のウォーキング。ドイツのベーカリーの朝は早い。そして、レストランにはパンが配達されこのようにぶらさげられていた。
クーダム通り
クーダム通りの色とりどりのクマたち。このポーズの意味は何だろう?
北欧雑貨のセレクトショップ
ホテルの近くに雑貨屋発見。9時前でも開いていた。オーナーは英語が堪能で、マリメッコやイッタラなどを扱う北欧雑貨の店だった。「マリメッコの一番の輸出先は日本で・・。」と蘊蓄をたくさん教えてくれた。思わず、イッタラの木製ボードを購入。ドイツだけど・・。オーナーはさらに「いつも早く店を開けます。早起きは三文の・・と言いますね。」なるほど。やっぱり朝は大事ですね。
ドイツの車窓から
ベルリン中央駅11時16分発。ICE1640 に乗ってエッセンへ。99、50ユーロ。DBのホームページで一番安い時間帯にした。それでも高いらしく、電車の乗車率は30パーセントほど。世界の車窓からの音楽がしっくり来る光景を見ながら西へ向かった。
ここに日本人選手がいたような・・
ワーゲンの工場やドルトムンドなど、テレビで見たことのあるような景色をいくつも越えていく。
たっぷりサンデー
15時39分。エッセン中央駅着。ウベが仕事を早退して迎えに来てくれた。いい人だ。一緒にSバーンで四駅のところで降り、ウベの家へ。まだ時間があるので一緒に町へ出てアイスクリームのおいしい店へ。カレンが帰ってきてから一緒にパーカトフン(じゃがいもとベーコンの炒め物)とビールで乾杯。明日は木曜日だが二人とも休んで、遊びに行くことになっている。ウベには陶器の湯飲み、カレンには帯で織ったバッグをプレゼント。喜んでくれたようだ。荷物も少し軽くなった。

2011年8月25日木曜日

9th Dresden!

Hotel Atrium Charlittenburg
今度のホテルはSバーンの駅からすぐ。夜はやや怪しい雰囲気。それでも前にインビスがあって、小腹がすけば食事できる。朝食は、前のホテルよりやや劣るが、二泊で82ユーロ(1泊41ユーロ)は安い。パソコンも一台フロントにあって、こちらの方がこぎれいで便利。仕事でステイしている人も朝食場所でちらほら見かけた。
Berlin Hauptbahnhof
ベルリン中央駅へ。8時48分発のEC173でドレスデンへ。国際列車は地下から出発する。近くのキオスクよりも、地下に行く手前にあるスーパーが安い。おやつをたくさん買い込んでいざ出発。ちなみに往復で79ユーロ。
Dresden Hauptbahnhof

10時52分、ドレスデン着。チェコに近く、東欧の雰囲気が色濃く残っているのかと思ったが、新市街や駅前は新しい建物やスーパーが建ち並んでいた。
DB BAHN

2等車に乗り込む人々。コンパートメントを選んだがゆったり座れた。
Dresden

壁の色や屋根の色、建物の飾りがベルリンのそれとは違う。旧市街は、観光客でいっぱいだった。イタリア語と中国語がよく聞こえた。
Staatliche Kunstsammlungen Dresden
 中心部にあった美術館は見応えたっぷり。宗教画が多い気がした。気づいたら3時間近く見学していた。ソファがところどころに置いてあって、座りながら気に入った絵をぼっと見ていた。
川から眺める旧市街
だんだん晴れてきて、旧市街にも活気が出てきた。
市場にて
川を渡って新市街へ。市場があったので覗いた。市場と言うより団地の商店街みたい。地下の寂れたベトナム料理屋でフォーを食べた。
ドレスデンのカフェにて
旧市街にて。地球の歩き方に載っていたらしいカフェで一休み。ケーキがおいしいとのこと。バームクーヘンがなかったので、ドレスデンに昔から伝わるとウエイトレスさんが言っていたケーキを珈琲。
駅には鉄道模型が
17時4分ドレスデン発のEC172でベルリンへ戻る。駅をぶらぶらしていたら、鉄道模型とジオラマが。ドイツは鉄道好きが多いのかも。
Kauf bar
ベルリンに19時14分着。暗くなってきたけれど、行きたかった今夜が最後なので、行きたかったカウフバーへ行く。プロカンテでバーをしていると(確か)ブルータスに載っていた。しかし実際は夜になっていたのでバーで雰囲気もちょっと入りづらかったので、外から見ただけ。いよいよ明日はエッセンへ移動する。